2008年3月19日水曜日

いよいよ年度末

長らく更新していませんでしたが、気付けば3月も半分おしまい。。。

Naokoせんせの教室も、学校と同じく3月が年度末です。

この1年での生徒の成長を振り返ってみようと・・・

毎月各生徒さんの保護者の方にお渡ししている連絡ノートを

1年前までさかのぼって読んでみました。ノートにはその月に習った

項目やユニットのお知らせのほか、その生徒さんが言えたこと、

難しくて苦戦していたこと、無意識に出て来たフレーズや

読めるようになった過程など、個人個人の成長ぶりが記されていて、

ふとその時の光景が浮かんできました。

あ~、こんなことやったなぁ。懐かしいなぁ。

そういや、このゲーム盛り上がったなぁ~♪

あぁ、これが言えたときにはビックリさせられたなぁ。

なんて思い出しました。人間って本当に忘れやすいものですね・・・・。

たった1年前のことをこんなに忘れているとは!!笑

みんな本当に成長したな~!伸びなかった子は一人もいない!

と改めて思いました。

実際、毎週毎週、大きな成長があるわけではありません。

定着するまでに時間はかかりますし、一度覚えてもすぐに忘れてしまうことも

しょっちゅうあります。でも、1年前に「初めて~~出来ました!」と

書いてあるのを見ると、あぁ・・・今じゃそれが出来るのが当たり前。

と、その子の成長に感心すると同時に、その子が今出来ないこと

(少し言葉が悪いですね・・・、今挑戦していることや苦戦していること)

が、どれだけレベルが高くなっているかそ改めて実感しました。

最初は「すごいね~!」と思っていても、良く出来るからこそ

どんどん出来るようになって欲しいと欲張る気持ちや、

なかなか定着しないときにNaokoせんせ自身が勝手に感じていた

焦りのようなものがあったな・・・・と反省しました。

いつも保護者の方に「英語をものにするには時間がかかります。」

お話している張本人が1ヵ月や2ヶ月単位で焦ってはいけませんね・・・。

焦りは子供達に伝わってしまうものなのに・・・。汗

毎月お渡ししている連絡ノート。振り返って読んでみると確かに大きな

成長が見られました。1年後の今頃には、どんな内容が書かれているでしょうか。

来年度のみんなの成長が楽しみです♪

「教えない」英語教育
生徒がぐーんと伸びる 英語科自学のシステムマニュアル

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2008年2月28日木曜日

No Japanese!じゃない理由

英会話のレッスンは英語で行うか、日本語で行うか、

はたまた両方を使うかは色々で、教室の方針によって様々です。

大手の教室に勤めていた時は教室の方針で、基本的にレッスンは英語オンリー。

また、生徒たちにもNo Japanese. を徹底させようとする先生も居ました。

NaokoせんせはNo Japanese をあえて生徒達に求めることはしませんでした。

一度だけ、小学校高学年のクラスでみんなが日本語で

それぞれにおしゃべりを始めたので「No Japanese, please.」と言ったら

その後10分くらい、ゲームをしているときに生徒達が、口を閉じたまま

ジェスチャー交じりに「んーんーー!むむ・・んーん!!」と変な音で

コミュニケーションをし始めました・・・笑。

むむむ・・・確かにNo Japaneseだけど、それって英語でもない。

No Japanese を徹底する理由・・・。それは英語でお話をしてもらいたいから。


Naokoせんせの教室ではNo Japanese ではありません。

会話のレッスンは基本的に英語で行いますが、ちょっとした知識や

説明などは日本語を使う時もあります。特に高学年になると文法的なことを

気付いてもらいたいから、それを誘導するときに日本語はとっても有効です。

もちろん、りんごの絵を指して、「これはりんごだね。apple だよ。」

とはいいません!!!!

日本語で説明するだけの価値がある、と判断したときは日本語を使います。

そして、英語でなんて言うんだろう、と知りたいことがあったら日本語で

聞いてもOKだよと、常に伝えています。

何ていったらいいか分からない⇒だから言わない

ではなく・・・・・

何ていったらいいか分からない⇒じゃあ先生に聞いてみよう♪

という姿勢を持ってもらいたいと思っているからです。

またWhat's ○○ in English? や What do you call ○○?

など、質問の仕方を覚えるようになって、ずいぶんと話もはずむようになりました。

自分が言いたいことが英語で言える。

これが最終的な目標だと考えているので言いたいことが英語で言えないなら、

学べばいい。日本人なんだから日本語で聞いたらいい、と思います。

No Japanese は今の教室で言ったことはありませんが、

In English, please. はよく使います。

生徒達が既に言えること、知っていることを日本語で言っていたら

Naokoせんせはすかさず 「In English, please!」

あるいは「You can say that in English.」と促します。

知らないことは英語で言えとはいいませんが

知っていることは英語で言って欲しい。

言われた生徒も「あ、そうやった・・・。」とすぐに言いなおしてくれます。

そうやっているうちに、「英語で言えること結構あるんや!」と気付いて

くれているようです。

ここでお話したのは、小学生の場合です。

この子達が中学生になったころには、自然にNo Japanese になると思います。

要は知りたいことを聞くだけの力がついた時に、No Japanese にシフトする。

その力がないうちは、できるだけ in English で♪というのが

Naokoせんせの方針です。

英語ではなそう楽しい一日―はじめの一歩は身近なことば
CDつき 小学生の英単語レッスン これ英語でなんていうの

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2008年2月23日土曜日

絵本の暗唱ができる!



Oxford Reading Tree: Stage 1

去年の4月から始めたCD付き貸出図書。

みんな毎週欠かさず読んできてくれて、暗唱が出来るくらい

読み倒してくれています。多い子は週に1時間くらい読んでくれているそうです!!

だからどんどん覚えてきて、「せんせー、これもう憶えたよ!」と

堂々と大きな声で暗唱をしてくれます。

最近、暗唱が出来るまで読んできてくれる生徒さんが増えてきました。

しかも1冊や2冊ではない!嬉しいことです。

暗唱のときは、目の前で大きな声で暗唱してくれるのを

Naokoせんせはソファに座って、観せて頂いています♪(くつろぎ過ぎ?!)

いつもの教室ですが、気分はスポットライト付きの大きなステージ!

これがまた最高に幸せな瞬間なんです。

生徒さんは堂々と胸をはって立ち、暗唱が終われば拍手拍手~~~♪

本当に素晴らしいと思います。同業者の先生にも「暗唱だなんて、すごい!」

とお褒めの言葉を頂きました。

本を1冊憶える。。。。

何回も読む&聞かないと出来ないことです。

だから、暗唱のときの発音もとってもキレイです。

多読を始めてもうすぐ1年。毎週の積み重ねが、現れてきました。

沢山読むことで英語に対する体力というか、勘というか、

センスがついたというか・・・、抵抗が無くなるというか・・・。

上手にいえませんが、とにかく新しいことを習っても覚えが早く、

すんなりと身につくようになってきたと思います。

みんなこれからも頑張ってね☆


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2008年2月18日月曜日

小学校英語必修化決定!

タイトルの通り、1月17日に小学校で英語が必修化されることが決定したそうです。

(まだ教科としての導入ではないようなので、早ければ2009年からに実施が

見込まれているそうです。)

今日の日記はすべて個人的な意見ですので、聞き流してください。

Naokoせんせの個人的な意見ですが・・・【教科】として導入されることには反対です。

教科となってしまうと、どうしても【評価】がつきまとうからです・・・。

評価をするとなると、ある一定の評価の仕方を設け、それにしたがって評価を

したり、点数をつけたりしなければいけない。そのためには何らかのテストの

ようなものが必要になるかもしれません。

そうなると、ただ単なる中学校英語の前倒しになる恐れがあります。

小学校の英語では、中学校とは違う意義があります。

とにかく英語(会話)にふれる、外国の文化に興味をもってもらう、

コミュニケーション能力を高めることが大切だと思います。

現時点では、県や市でもずいぶん差がありますし、同じ市内でも学校によって

ずいぶんと時間数に差があったりするようです。

小学校での英語導入。

賛否両論ありますが、英語にふれる機会が増えるのは良いことだと思います。

とにかく中学校での英語嫌い人口の減少に一役かってくれることを祈っています。

今後の詳細に注目しています。

アメリカの小学生が学ぶ国語・算数・理科・社会教科書

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2008年1月30日水曜日

「英語嫌い」の階段



ダーリンは外国人という漫画をご存知ですか?

漫画家のさおりさんが語学オタクの外国人"トニー"との結婚生活のなかで、

感じたギャップや面白エピソードなどを描いた、ほのぼの系の漫画です。

昔読んだことがあったのですが、先日語学系の冊子を読んでいると

トニーさんが書いた面白いコラムがありました。

大学講師もされているトニーさんは自他共に認める【語学オタク】。

語学習得について語る彼のコラムのなかで、語学に対して愛を持って!

【愛】がなければ語学の上達は厳しい。のようなことが書かれていました。

(はっきり言ってうろ覚えなので間違ってたらゴメンナサイ)

例えば不規則動詞の go-went-gone など、【愛】がなければ

「なんじゃ、この変化の仕方(怒)!不規則にも程がある!」

と怒りを覚えるのに対して、愛があれば

「へぇ~、こんな風に変化するのか♪おもしろ~い♪」

となるのです。確かに、愛がなければ何をしても腹が立つ!

嫌いな芸能人は何を言ってもカンにさわるし、自分の好きな人がつまらない冗談を

言ったとしても「おもしろい」って思うのと一緒。

Naokoせんせは高校の数学が嫌いでした。(出来なかったからですが・・・)

先日も同級生と高校時代の話になって皆(←基本的に全員文系・・・)で

「それにしても、シグマとかなんか色々あったけど、何にも覚えてないね。」

「あ~あの変なマーク!あれ、日常生活に必要ないよね。意味わからんもん。」

など、とっても否定的な意見がでていたのを、ふと思い出しました。

数学に苦手意識を持ち、愛情が全くなかったから、新しいことを習っても

「も~意味わからんし~。」と拒否してたのだと思います。

そこまで出来なくなる前に、ちゃんと克服しようと、もっと積極的に学ぶ姿勢さえ

あれば、きっと面白い教科だったのだと思います。

それと同じ現象を塾で教えているときに実感しました。

多くの生徒さんが英語嫌い。3人称単数のSが付いたりするのもムカつくらしく、

「無くてもえ~やん!」過去形に d や ed や不規則なものがあると知ると

「何で一個にまとめてくれんの!いやや~!」と拒否反応。。。。。。。

確かに一度嫌いになってしまうと、ネガティブな階段を駆け下りるかのように

どんどんと深みにはまっちゃうのです。

嫌いになっちゃう大半は、テストなどでバツが沢山つき始めたり

理解が出来なくて、こんがらがり始めた頃がスタートです。

かなり深いところまで下ってしまっていると、これが大変。

でも階段を下り始めたばかりならば、「おいおい、こっちだよ~」と

修正がききます。


今通ってくれている生徒さんたち。ちょっとした英語小ネタを話すと

「へ~面白い。」と言ってくれるので、

(おっ♪みんなちゃ~んと愛があるな)を心の中でしめしめ、と思ってます。

それに、まず【不規則動詞】なんて言葉知らなくても、みんなすんなり

I went to~. って知らないうちに言ってます。間違えて言い直しをしてても

「なんで~?」とか言わずに「あ、そっか。」って言ってくれています。

今のところ心配はなさそうです☆

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2008年1月26日土曜日

セミナーに行ってきました~♪

今日は千葉県で、オリジナルの歌やチャンツ(作曲から!)を 使った

ユニークな指導方で英語を含む知育教室を主宰されている

あっこ先生という方のセミナーに行ってきました。

色々なセミナーに行きたいとは常々思っているのですが、

遠かったり、なかなか都合が会わなかったりで・・・・・。

今回は高松での開催ということで、チャーンス!!!と思い

レッスンの時間を調整して頂いて(ありがとうございました)行ってきました。

率直な感想は・・・・・行ってみてヨカッタ~!!!です。

今日はNaokoせんせも生徒の一人になって、お勉強してきました♪

未就園児ちゃん達向けの授業での指遊びにチャレンジしたり

英語だけじゃなくてスペイン語(だったかな?)やフランス語で1~10まで

指折りながら数えたり。これが意外に出来ない~~~~~汗。ずれる、ずれる。。。。

あっこ先生の意図は

「ね。フランス語で1~10すると出来ないでしょ。私達大人にとって英語で

1~10なんて簡単だけど、子供たちにとっては初めてのこと。

できなくて当たり前♪だよね。」こんなの出来なくて当たり前!

でも出来たら物凄くほめる、が鉄則のあっこ先生。

本当にその通りだと思います。前にもブログで書いたことあると思いますが

NaokoせんせもNHKでフランス語とかやっていると、とりあえず見てみて

「お~、やっぱりサッパリ分かんないや~。初めて英語するときは

こんな感じなのね~。」と戒めています。

あっこ先生のお教室はかなり読みに力を入れているので、勉強になりました。

日本人の先生にしか出来ない指導方だよ♪とあっこ先生。

100人の先生がいれば、100通りの指導の仕方があります。

良いと思うものは何でも取り入れれば良いと思っています。

どれが絶対正しくって、どれが間違っているなんて無い。それを実感しました。

今日のあっこ先生の授業の仕方は、私の今までしていたやり方とは

ずいぶんと違っています。ですが、違うからこそ「あぁ~こういうやり方もあるのか。」

と、とても参考になりました。目的は同じでも道は沢山あります。

生徒に応じて攻め方を変えなければいけないことも多々あります。

このやり方でAちゃんは良かったけど、Bくんの場合は違う方が良かった。

こ~んなときに、引き出しが沢山なければいけません。

今日はセミナー中も、「あ!これだったら、あれをこうすれば出来るな~。

お!これはうちの生徒も好きそう♪へぇ~こんなの一回やってみようかな。」

と妄想が膨らんで膨らんで・・・・・・笑。色々なアイデアが渦巻いています。

今週のはじめには恩師のF先生とも色々お話して、教材や指導方について

長々とお話させていただきました。

いや~、色々な先生と話していると、本当にお勉強になります。

充実の1週間でした。

リズムであそぶABC ~チャンツではじめる、たのしいえいご

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2008年1月20日日曜日

やる気の問題!

教室に入ってきて、1番にすること。それは宿題の確認。

Naokoせんせが"Show me your homework, please."

と言う前に、みんなササっとノートをかばんから出してくれています。

ちゃんとしてきたからこそ、いそいそと自信を持って見せてくれます。

そしてライティングの宿題をみせてもらっている間に、宿題で読んできた絵本を

返却して今週の絵本を選んでもらっています。

ORTは同じステージでも少しずつレベルが違うのですが、

毎回難しいやつを好んで持って帰っている子に

「なんでそんな難しいやつばっかり選ぶん?」 と質問しているのが聞こえました。

すると「え、だって読めるようになりたいから。」と即答!!

あまりにもさらりと言っていたのが聞こえて、丸付け中でしたが

「かっこいーーーーーーーー!!」とついつい叫んでしまいました(笑)

難しいのを選んだのがすごいと言っているのではなくて、

自分で目標を持って選んでいるんだ~、と感心しました。

みんな目標が違っていて、簡単なのを完璧に読めるように、

という目的で連続で持って帰る子もいます。

やる気がある子はやっぱり伸びるんだな~と感じた1週間でした。


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