2008年10月21日火曜日

間違うことはすばらしい~

前回、やりがちな間違いについて書いたので

今回も「間違い」について書きたいと思います。

Naokoせんせの教室でライティングの宿題があります。

生徒さんのレベルに合わせた内容で、アルファベットが

書けるようになったら単語にチャレンジ。

それも出来るようになったら文章。

基本的には自分が書きたいことを書いてきてもらっています。

なので習った文章を使って、家族に質問したことを

書いてきたり、絵をかいて、それについて書いてくれていたり、

毎回宿題を見るのが楽しみな子がいっぱいいます。

どうして宿題にするかというと、一言でいうと

レッスンで書いている時間がもったいないから。

レッスンでは謎解き感覚のワークブックをしています。

洋書をつかっているのでワークに日本語の説明などありません。

分からないところはリードしながら解いてもらっています。

なので単純な単語の練習などをレッスンでするのが

とーーーーってももったいない気がするのです。

でも書く作業もとって大切なのです。

なぜならば、書いて初めて間違いに気付くからです。

毎週み~んな色々間違ってきてくれます。

例えばピリオドの打ち忘れや、クエスチョンマークの書き忘れ。

曜日や文章の始まりを大文字にするのを忘れている。

単語と単語の間をあけていない。

複数形の s や単数を表す a を忘れている。

などなど、間違いの種類は沢山あります。

間違いは必ず伝えるか、みんなやりがちな間違いの場合

「一つだけおかしいところがあったよ~。

"It has a horns.”みんな この文章のどこが

おかしいか分かる人?」

「It has a horns....It has a horns....

あ!a が要らない!あー、そうか。」

のような感じでクイズ形式にします。

間違った子に「あ、ここチョット変だよ。どこか分かる?」

と言っていたら、みんなが「どれどれ~?」

と一緒に見始めたのがきっかけで、よくありがちなミスは

みんなで共有します。一人が間違うということは、

他の子も間違うかもしれないから、みんなまとめて

やっちゃえ~、と思っています。

でも高学年くらいになると間違うことはいけないこと、と

なんとなく感じている子もいるので

「中学校になると、こーんな小さなことでバツになるんだよ。

嫌やろ~。今のうちにいーーーーぱい間違っとこうね☆」

と伝えます。

やればやるほど同じミスは減ります。

そしてやればやるほど新たなミスに出会います。

これをやらないで中学のテストを受けると、

小さなことで減点されて、英語が嫌いになるような気がします。

なので、間違ってもいいんだよ~♪

小学生のうちにいっぱいいっぱい間違おう!

といつもみんなに伝えています。

上手く伝わっているかな~?

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